授乳中でも安心して飲めるコーヒー厳選12|何杯まで?飲むタイミングは?母乳への影響は?など総まとめ

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授乳中だってコーヒーを飲みたくなることがありますよね!

妊娠する前は毎日飲んでいたし、やめられないという人も多いでしょう(筆者もまさにそうでした涙)。

そこで、ここでは授乳中でも安心して飲めるおすすめのコーヒーを厳選して紹介します!

また母乳への影響、何杯までOKか、コーヒーを飲むベストなタイミングなども詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね♪

目次

授乳中にコーヒーを飲んでも大丈夫なの?

そもそも『授乳中のコーヒーはNG』と一般的に言われているのはなぜなのでしょうか。

それはズバリ、コーヒーには『カフェイン』が含まれているから!

カフェインには、眠気を抑制する覚醒作用や、疲労感を軽減させる興奮作用などがあります。

ママがコーヒーを飲むと、そういった作用のあるカフェインの成分がママの血液に入り、母乳を通して赤ちゃんの体内にも運ばれていきます。おおよそですが、ママが摂取したカフェインの1%未満が母乳に移行すると言われています。

成人の場合、個人差はあるものの、カフェインの血中濃度は飲んでから約30分〜2時間程度で最大になり、その後は少しずつ分解されて2〜8時間ほどで半減します。

しかし赤ちゃんの場合は、代謝機能がまだ十分ではないので、分解するのに約80時間もかかると言われています。

カフェインが赤ちゃんに与える影響は?

赤ちゃんはカフェインを分解する機能が十分でありません。またカフェインに対する耐性も低いので、大人と比較するとカフェインの影響(覚醒作用や興奮作用など)が過敏に出やすくなります

赤ちゃんへの主な影響

  • 寝つきが悪くなる
  • 夜泣きする
  • ぐずる
  • よく泣く
  • 興奮する
  • 落ち着きがなくなる
ぐずりが酷い時はママのカフェイン摂取量が影響しているかも?

カフェインを摂取したからといって赤ちゃんに健康リスクが生じるわけではありません

しかし!カフェインの作用によって生活サイクルが乱れる、情緒不安定になるなど、結果的に赤ちゃんの成長に良くない影響を与えることにもなりかねません

なので、授乳期のコーヒー(カフェイン)の摂り方には注意が必要だと言われているんですね。

授乳中のコーヒー 何杯までOK?1杯2杯?限度量は?

じゃあ飲んじゃダメなの??と思うでしょうが、そうとは言い切れません。

カフェインにはリラックス作用もあるので、育児で忙しいママの心を落ち着かせてくれる効果もあります。

もちろん摂り過ぎはNGですが、適量であればむしろプラスの面もあると言えます。

カフェイン摂取量の上限目安は?

日本では、カフェインの摂取量について特に基準値は定められていません。しかし、欧米諸国ではカフェインの摂取量の目安を提示している国が数多くあります

授乳中・妊娠中・妊娠予定の女性のカフェイン摂取量の目安(1日あたり)

国・機関摂取量の上限目安
カナダ(カナダ保健省)300mg
イギリス(英国食品基準庁)200mg
アメリカ(米国疾病予防管理センター)300mg
オーストラリア・ニュージーランド200mg
世界保健機関(WHO)300mg
欧州食品安全機関(EFSA)200mg
出典元:カフェインの過剰摂取について(農林水産省HP)

このように欧米諸国では授乳中・妊娠中の人のカフェイン摂取量の上限をおおよそ200〜300mgとしています。

欧米人と日本人の体格差や代謝等の違いを考慮すると、日本人女性の場合はおおよそ200mgを上限として捉えておくのがよさそうですね。

食品に含まれるカフェイン量の目安

1日あたりのカフェイン量の上限目安である200mgは、レギュラーコーヒーにすると約1.5杯分です。

ただここで注意したいのが、カフェインはコーヒーだけでなく身近な食品にも含まれている!ということ。その他の食品も含めてトータルで1日200mg以下になるように注意しましょう。

下の表はカフェインが含まれてる主な食品と含有量の目安です。表にある数値はあくまで目安なので、商品に記載されている成分表示などをチェックしてくださいね。

食品100mlあたりのカフェイン含有量カップ1杯の目安(200mlで計算)
レギュラーコーヒー60mg120mg
紅茶30mg60mg
緑茶20mg40mg
烏龍茶20mg40mg
玄米茶10mg20mg
エナジードリンク(レッドブル)32mg※1本250mlあたり80mg
出典元:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~(農林水産省HP)
食品25gあたりのカフェイン含有量板チョコ1枚の目安(50gで計算)
ミルクチョコレート7mg14mg
ハイカカオチョコレート21mg42mg
出典元:日本チョコレート・ココア協会HP

*チョコレートは、その原材料である「カカオ豆」にカフェインが含まれています。なので、カカオを使用しないホワイトチョコレートにはカフェインが含まれません。

授乳中のコーヒー 飲むベストなタイミングはいつ?何時間後?

コーヒーなどカフェインを含んだ食品を食べたり飲んだりするタイミングは、『授乳した直後』がベスト!です。

カフェインの血中濃度は、摂取してから約30分〜2時間程度で最大になります。

なので、コーヒーを飲んでから2時間までは母乳にもカフェインが入る可能性が非常に高いので、授乳は避けましょう。

カフェインは摂取後2〜8時間ほどで半減するので、授乳間隔を見ながら、ちょうど良いタイミングでコーヒーブレイクすると良いですね♪

授乳中でも安心して飲めるコーヒー選びのポイント

コーヒーは、量とタイミングを気をつければ問題はないとはいえ、赤ちゃんに少しでも悪い影響があるならば避けたい・・・と思うのがママ心かもしれません。

カフェインの影響がどうしても気になる人は、『カフェインレス』や『デカフェ』のコーヒーをおすすめします!

コーヒー選びのポイント❶
『カフェインレス』または『デカフェ』を選ぼう!

  • カフェインレスとは?

カフェインレスとは、カフェインの含有量が少ない食べ物・飲み物の総称です。また「カフェインレスコーヒー」は、カフェインを90%以上除去したコーヒーのことで、この名称の使用や表示については『コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約及び施行規則』で定められています。なので、『カフェインレス』と明記されたコーヒーであれば、授乳中でも安心して飲めるというわけですね♡


  • デカフェ(ディカフェ)とは?

デカフェは英語の「decaffeinated(ディーカフェネイティド)」を省略した言葉。もともとカフェインが含まれる飲食物からカフェインを取り除いたものを指します。日本では、デカフェの定義(カフェイン含有量の基準値)について特に定められていませんが、市販されている物だと本来の1〜10%ほどが多いようです。カフェインの含有量は購入する際に念のためにチェックすることをおすすめしますが、カフェインレスコーヒーと同様、授乳中でも安心して飲めると言っていいでしょう


  • ノンカフェインとは?

もともと原料にカフェインが一切含まれていないものを指します(麦茶・ハーブティーなど)。コーヒーの原料であるコーヒー豆にはカフェインが含まれているので、ノンカフェインコーヒーというものは存在しないということになります。

コーヒー選びのポイント❷
コーヒーの種類に気を付けて買うこと!

市販されているコーヒーには主に4つの種類があります。コーヒーの種類によっては、ミル(コーヒー豆を挽く器具)やドリッパー(フィルターで濾してコーヒーを抽出する器具)などの道具が必要です。せっかく買ったのに道具がなくて飲めない!なんてことにならないよう、どの種類のコーヒーなのかしっかりチェックして買うようにしましょう。

▶︎レギュラーコーヒー(豆タイプ)

*自分で豆を挽くタイプで、ミルとドリッパーが必要。少し手間がかかりますが、挽きたてのコーヒーの香りは格別です♡

▶︎レギュラーコーヒー(粉タイプ)

*コーヒー豆を挽いた状態の粉タイプ。すでに豆を挽いてあるのでミルは不要ですが、漉すためのドリッパーが必要です。

▶︎レギュラーコーヒー(ドリップタイプ)

*豆が挽いてあって、かつ1杯分のコーヒー粉がフィルターに包まれているタイプ。必要なのはカップとお湯のみ!

▶︎インスタントコーヒー

*コーヒーの粉末をお湯で溶かすタイプ。豆や粉タイプに比べると若干風味は劣りますが、手軽さは抜群です♡

次の章でおすすめの『カフェインレスコーヒー』『デカフェ』をコーヒーの種類別に紹介します。ぜひチェックしてくださいね♡

授乳中・妊娠中でも安心して飲める!おすすめコーヒー厳選12(カフェインレス・デカフェ)

授乳中はもちろん、妊娠中や妊娠予定の女性でも安心して飲めるおすすめのコーヒーを厳選して紹介します!

カフェインレス・レギュラーコーヒー(豆タイプ)おすすめ3選

*この種類のコーヒーは「ミル」と「ドリッパー」が必要です。

カフェイン残存率0.1%以下のカフェインレスコーヒー。5種類の豆を飲み比べできるのが嬉しい♪ 気に入った味に出会えたら、次からは単品で購入することもできます。

グルメコーヒー豆専門!加藤珈琲店
¥2,999 (2022/11/18 12:46時点 | 楽天市場調べ)

カフェイン残存率0.1%以下。マイルドな味わいのコロンビアSPと、深くコクのある味わいが特徴のマンデリンSPの2種類が楽しめるセットです。

独自の製法で丁寧にカフェインを97%以上除去。コロンビア産の豆を使用した、力強く甘い香りとまろやかな味が特徴。良心的な価格も嬉しいポイントです♪

カフェインレス・レギュラーコーヒー(粉タイプ)おすすめ3選

*この種類のコーヒーは「ドリッパー」が必要です。

二酸化炭素抽出法でカフェインを99%除去。みんな大好き!スタバのデカフェです♡ ナッツやココアのような味わいが特徴で、酸味が控えめなのでとても飲みやすいコーヒーです。

イタリアの老舗エスプレッソブランド「illy(イリー)」のデカフェ。エスプレッソ用の挽き方なので、ドリップするのに少し時間がかかりますが、味や風味はコーヒーと変わらない満足感です♪

カフェイン97%以上カット。店長自らがコーヒー豆に合った一番美味しい挽き方で豆を挽いて届けてくれます。こちらはエチオピア産の「モカ」で、酸味や苦味が控えめでとても飲みやすいですよ♡

カフェインレス・レギュラーコーヒー(ドリップタイプ)おすすめ3選

カフェイン99.9%除去。甘く芳醇な香りの「モカ」と甘さと苦味が調和したクリーンな味わいの「バリアラビカ アロナ」の2種類が楽しめる贅沢セットです♡

カフェイン99.9%除去。全国2位という実力派の焙煎士が手がける本格派のカフェインレス・ドリップコーヒー。見た目もおしゃれなので、授乳・妊娠中のママさんへの贈答にもおすすめです♡

ブラジル・コロンビア産のブレンドで深いコクが特徴のドリップコーヒー。ミルクにも合うのでカフェオレにしても美味しい♡ お得な2箱セットがおすすめですが、心配な人は1箱でも買えます♪

カフェインレス・インスタントコーヒー おすすめ3選

カフェイン含有量97%カット。1杯分のインスタントコーヒー粉末が個包装されたスティックタイプ。個包装なので、保管しやすく風味が劣化しにくいのも嬉しいポイント!

カフェイン残留率0.3%未満!有機コーヒー豆を特別な方法でカフェイン除去。コーヒー本来の味と香りが楽しめる本格派のインスタントコーヒーです。

カフェイン残存率0.3%。アラビカ種のコーヒー豆100%使用、酸味と香りが調和した味わい深いコーヒーです。通常のインスタントコーヒーと同じくらいの価格でコスパも◎。


*Written by mamafun ママライフをもっと楽しもう!

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